メイクアップアーティストになるには
メイクアップアーティストになるための方法というのは特に決まりはありません。
ただ、人にメイクをする仕事ですからそれなりに知識は必要です。
そこで、仕事を始めるルートとしてはまず美容系の専門学校に入学してメイクの知識を身につけ卒業してメイクアップアーティストとして働ける現場に就職するのが一般的な流れになっています。
就職してもすぐにメイクができるわけではありません。
多くの人が最初はアシスタントとして先輩のメイクアップアーティストに付いたり、コスメ関係の営業として働いたりして下積みを経験します。
その後メイクアップアーティストとして働き始め、結婚式場やメイクアッププロダクションに所属したりフリーランスで活躍したりサロンを開業したりしてメイクの仕事をします。
ウエディングメイクアップアーティストの働き方
近年では結婚式の形も多様化しています。
従来のホテルでの結婚式だけでなく専門会場やゲストハウス、レストランと様々な場所で式が行われており、オリジナリティのある式を希望する人も多いです。
それに伴い結婚式でのメイクアップアーティストの役割も多様化しています。
今までは結婚式に携わるメイクアップアーティストといえば結婚式場のあるホテルに就職するのが最も多かったですが、今はそうではありません。
結婚式によく利用されるレストランやゲストハウスでは結婚式のためにメイクアップアーティストを雇用するケースも増えています。
それ以外にも美容院や事務所に所属して結婚式にメイクアップアーティストを派遣する形を取ることも多いです。
前撮りやフォトウェディングをするためにメイクアップアーティストに個人的に依頼する人も増えているためフリーランスでヘアメイクをする人もいます。
このようにメイクアップアーティストがウエディングの仕事に就くには色々な方法があるのです。
ウエディングメイクアップアーティストになるためにすべきこと
ウエディング専門のメイクアップアーティストになるというのはなかなか難しいことです。
結婚式は基本的に土日や祝日に行われるため平日にできる仕事はかなり減ってしまいます。
メイクの打ち合わせや相談会といったものもありますが毎日あるわけではないですから結婚式のためのメイクのみを専門で行うためにはかなり大きなホテルで働くようにしたり、結婚式場やゲストハウスに呼ばれてメイクをしたりといった働き方をする必要があります。
そこで、仕事の幅を広げて普段は美容師をしながらニーズがあればメイクをしたり、着付けもできるように勉強したりと皆様々な工夫をしています。
もちろん中にはウエディングのみでメイクアップアーティストとして活躍している人もおり、そのような働き方をするためにはしっかりとメイクの技術をつけることはもちろん、メイクをした人が他の人に紹介したいと思えるような仕上がりにするだけでなくホスピタリティのあるサービスをすることが重要です。