満足して頂ける料理
披露宴会場を選ぶ基準として、お料理で定評のあるところを選ぶ方は多いことでしょう。
中には有名シェフのいるレストランを借りきって行なわれるときもあります。
お料理はゲストに対するおもてなしですし、その結婚式の満足度に直結することもあるほど重要なものです。
またお料理は新郎新婦に着替えなどの間の場をつなぐ役割もあります。
着替えに要する時間は20分~30分と決して短くはありません。
その間、お料理が運ばれてくるわけですから、
次のプログラムを待っていることを忘れるくらい満足できるお料理であれば言うことなしですね。
ゲストも包んできた御祝儀をうちの半分くらいはお料理代という気持ちがあるでしょうから、
満足して頂けるお料理でおもてなしをしてあげることができたらうれしいことでしょう。
簡単に取り入れられるアイデア
ところで、この重要なお料理を利用してサプライズを演出することができます。
もちろん、新郎新婦がお料理を作るわけではありません。
しかし、作られたお料理を手渡してあげることはできます。
これは意外とあまりやっていないサプライズ演出になるのではないでしょうか。
たとえば、やりやすいのがビュッフェスタイルの場合です。
ビュッフェスタイルというのは、自分で好きな料理を好きなだけ取り分けていただくことのできるスタイルです。
ホテルのバイキングやビュッフェスタイルのレストランなど、誰でも経験したことがあることでしょう。
このとき新郎・新婦がお料理を取り分け、お皿に盛りつけてあげてはどうでしょう。
ホテルなどでも、シェフがその場で調理をしてお皿に盛り付けてくれるサービスを行うことがありますが、
それと同じように新郎と新婦が一緒になって取り分けてあげるコーナーを用意しておくわけです。
そうすることでゲストに感謝の気持ちを表すことができますし、ちょっとした会話もはずむことでしょう。
このような取り分けの演出はメインの料理ではなく、デザートを取り分けてあげても良いでしょう。
ケーキカットしたケーキを手渡ししたり、デザートバイキングなどで好きなデザートを取り分けてあげたりするわけです。
顔がついついほころんでしまうデザートのあまい香りと、
新郎・新婦のあつあつのあまい雰囲気のコラボは演出的にもぴったりではないでしょうか。
着席スタイルの披露宴であっても、工夫しだいで同様の演出が可能です。
どのようにするかと言うと、新郎新婦がウエイター、ウエイトレスとなって、デザートや飲み物などを運んで手渡してあげるのです。
サプライズ効果は十分あると思いますし、ゲストとの距離もぐんと近くなり、楽しく会話ができるでしょう。
ただし注意しなければならないこともあります。
それは衣装が汚れてしまわないように注意することです。
レンタルの場合は特に汚してしまったら大変です。
前もってこのような演出が可能かどうか確認してみる必要がありますが、
もし可能であれば、お勧めのサプライズ演出の1つとなることでしょう。