外注は金額がかさむ分、しっかり行いたい社外マネジメント
結婚式にまつわるスタッフの中では、社内のスタッフが担当せずに外注で行う作業もあります。
特に結婚式の様子や、新郎新婦の一瞬の表情や参列者の笑顔などを撮影するカメラマンやビデオ撮影スタッフは外注で依頼することも多いものです。
また演出プランによっては外注で演出機材の業者に依頼しなければいけないこともあります。
社内の規定が通用しない、こうした外注業者とのやり取りもウエディングプランナーがこなさなければいけない大事な仕事と言えるでしょう。
こうしたカメラマンへの依頼や演出機材の業者への発注は、お客様からお預かりしたプランや費用を、プランナーが新郎新婦に代わって依頼するものとなります。
社内スタッフではない分、より慎重に打ち合わせなどをして、注文しなくてはいけませんし、挙式までに何度も確認する作業も必要になります。
社内であればいつでも顔を合わせ、何かにつけて確認をとることができますが、社外のスタッフと仕事をしていく上では、連絡事項がきちんと伝わっているかどうかの確認作業がとても大事になります。
フリーのウエディングプランナーはほぼ社外マネジメント
最近は式場を選ぶのではなく、ウエディングプランナーに依頼して自分たちの挙式を作っていこうというカップルも増えています。
特にフリーの人気プランナーなども出ており、プランナー主導の挙式が話題になっています。
こうしたフリーのプランナーの場合、挙式する式場も持っていませんし、スタッフもありませんので、全て外注で手配していかなければいけません。
レストランウエディングの場合などはプランナーが何度もレストランに足を運んで細かい打ち合わせをして、新郎新婦の要望をしっかりと伝えなければいけません。
うっかりしたミスがかけがえのない結婚式を台無しにしてしまいかねないので、何度も確認してミスのないように連絡します。
交渉術が必要なプランナー
また、費用の点でも交渉が必要になってきます。
新郎新婦の予算内で出来るだけのパフォーマンスを見せてもらえるように、細かいところにも指示を出して、より質の高い挙式を作っていかなければいけません。
フリーの場合、所属している会社がないので、プランナーを守ってくれるものはありませんし、全て自己責任になってしまうので、その分しっかりとしたプランニングや交渉が必要になってくるのです。
金額交渉やスケジュールの確認、当日の進行の確認など挙式当日までの半年間、たくさんの決め事、交渉事がありますがそれを着実にこなしていく社外マネジメント能力があれば、ブライダルのプランナーにふさわしいと言えるでしょう。