論理思考が要求されるウエディングプランナーの仕事
結婚式は挙式当日ばかり注目されがちですが、当日に至るまでの準備や打ち合わせが最も大変な山場とも言えるのです。
楽しいことばかりでお付き合いをしてきたカップルも、結婚を決意し、挙式の打ち合わせを始めるところから、結婚生活に向けての試練が始まると行っても過言ではありません。
この準備を新婦任せにして新郎がタッチしなかったり、おざなりにしてしまうと、新郎新婦の信頼関係にまでヒビが入ってしまいかねませんし、挙式当日もなにかトラブル等が起こってしまうこともありえます。
そのために必要なのがウエディングプランナーの論理思考の力なのです。
しっかりした頼もしいプランナーがつくことは、新郎新婦にとって挙式成功への大きな一歩です。
実績のあるウエディングプランナーは大抵、論理思考のスキルを身につけている方で、手配やカウンセリングにもぬかりがありません。
1年から半年ほどの長い期間かけて準備する壮大な結婚式のプランですが、その中でプランナーがこなさなければいけない仕事は実にたくさんあります。
一つのミスが重大な失敗につながってしまいかねないのでミスは絶対に許されません。
挙式当日から逆算していつまでにどの仕事をしなければいけないのかという配分をして、リスクが含まれていないか、確認し忘れているところはないかの入念なチェックを繰り返して、失敗のないようにしなければいけません。
ウエディングプランナーの失敗は挙式当日という晴れの日の舞台を台無しにしてしまいかねないものですから、確実に仕事をこなしていく能力が必要なのです。
プロフェッショナルに依頼して確認に次ぐ確認を
ウエディングプランナーの仕事は新郎新婦からカウンセリングで希望を伺い、それにあったプランのご提案をしていくことですが、その新郎新婦の希望を実際に叶えていくのは別のプロフェッショナルです。
希望のドレスの形を伺っても実際にフィッティングして着付けていくのはドレス担当のプロフェッショナル、ヘアメイクやブライダルネイルを行うのもメイク担当のプロフェッショナルです。
同じく料理のプランニングの希望を伺っても、調理味付けや配膳をするのは調理担当のプロフェッショナルです。
プランナーの役割は新郎新婦が直接交渉することができない、これらの数多くのプロフェッショナルと打合せして、新郎新婦の希望を叶えていくことです。
その分各プロフェッショナルとの打ち合わせも大事になってきますし、間に入るわけですから、論理的に説明し依頼することが求められます。
さらに当日本番まで何度も確認して間違いがないかの最終チェックもしなければいけません。
このような小さなことまで気を抜かない論理的思考が、質の高い満足いただける結婚式に繋がっていくのです。