随所にネタが。市川海老蔵&小林麻央

稀に見るゴージャス婚

芸能人ならではの感覚が満載なのが市川海老蔵さんと小林麻央さんの挙式です。
総額5億円以上とも言われている超セレブ婚ですが、ウエディングプランナーの目で見ても、本当にお二人のこだわりが詰め込まれた個性的な挙式だとわかります。

ウエディングプランナーをしていても、なかなかこれほどのゴージャス婚のプランニングのご依頼を受けることはないのですが、さまざまな面で参考になる挙式です。

豪華な披露宴会場

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんとフリーキャスターの小林麻央さんの挙式は港区のザ・プリンスパークタワー東京で行われ、約1000人が参列した大規模なスタイルでした。
なんといっても元総理の小泉純一郎さんらが挨拶をされたことでもその豪華さがわかります。

ウエディングプランナーの目線で言えば、その挙式の一番の注目ポイントは成田山新勝寺から史上初めて本尊の不動明王を持ち込んだ「御宝前結婚式」であるというところです。

神前式、人前式などさまざまなスタイルの挙式がありますが、御宝前結婚式というスタイルは初めて見ることができた、貴重なスタイルと言えるでしょう。
なかなか一般のカップルがこのスタイルを取り入れるのは難しい、歌舞伎俳優さんならではのまさにプライスレスで特別な挙式です。

縦80メートル、横30メートルという地下2階のボールルームを連結した特別仕様の巨大披露宴会場には70メートルのレッドカーペットが敷き詰められたといいますから、結婚式としては最大規模のスケールです。
天井にはバカラのシャンデリアが21台も輝いていたといいます。その豪華さが目に浮かびますね。

料理も豪華、そしてサプライズも

食事はミシュランの三ツ星高級寿司店の銀座久兵衛の祝い膳から始まり、ホテルの料理長や、フランス料理を代表する名シェフのオテル・ドゥ・ミクニの三国清三の料理で構成されました。

プランナー視点で見れば料理の代金だけでも一人10万円は超える豪華さですが、これほどのシェフを集めることは実質不可能と言えるでしょう。

テーブルに飾られたボタンの花は成田屋の家の花ですが、シーズンオフの花を確保するために、5ヶ月間も冷凍保存されたものを使用するなどのこだわりです。

サプライズ演出は麻央さんの誕生石のルビーを、海老蔵さんがベトナムに渡航して採掘して掘り当てたフィルムでした。
豪華なだけでなく、実際に新郎が汗をかき、新婦のためにサプライズを用意したという感動のエピソードに参列者の方々も心温まりました。

新婦の涙が最大のサプライズとなったことでしょう。

新婦の衣装も超豪華

この日麻央さんが身にまとったウエディングドレスは桂由美デザインのもので裾の長さが4m、1万個のスワロフスキーを散りばめたという豪華なもので制作に6ヶ月を要したドレスです。

色打ち掛けは京都の伝統職人が大牡丹の柄をあしらい8ヶ月以上かけて作られたもの、衣装も大変高価な夢のような挙式でした。

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