ブライダルプランナーの仕事は新郎新婦の疑問や不安をカウンセリングで解消すること
ウエディングプランナーのスキルの中でも大事なものがカウンセリングスキルです。
挙式を挙げる新郎新婦は、大抵の場合は初めて経験することばかりです。
いろいろな疑問が生じて分からなくなってしまうことも多くあります。
「自分達らしい結婚式を挙げたいけれど、式場ではどこまでできるのかな?」
「どうしても着てみたいウエディングドレスがあるけれど・・・。」
「新郎新婦の来賓のバランスが悪いけれどどうしたらいい?」
さまざまな疑問や不安を抱えたまま挙式を進めても、いい結婚式ができるわけではありません。
そこで、新郎新婦にとって心強い味方となるのがウエディングプランナーです。
プランナーは新郎新婦がどのような挙式を挙げたいのか、結婚式に対しての疑問や不安はないかをカウンセリングによって具体的に洗い出していきます。
プランナーの経験や実績から、その不安に答え、解消するための提案をしていきます。
疑問が解消されるほど、新郎新婦からの信頼が大きなものとなり良い結婚式が挙げられる信頼関係づくりができるようになるのです。
二人にあったスタイル作りの提案
そもそも自分達らしい結婚式をしたいという気持ちはあっても、具体的にどんなことをしたいのかという演出まではっきりわかっているカップルというのは少ないものです。
ウエディングプランナーはそんなカップルの馴れ初めや、趣味、人柄などをカウンセリングにより情報収集して、どんな挙式が二人にふさわしいかという提案をしていく必要があります。
ぼんやりとした形のない新郎新婦の希望を具現化していくのは、しっかりしたカウンセリングスキルが必要と言えるのです。
そのためには具体的な過去の映像を見せて提案したり、画像でイメージをふくらませてもらったりと、提案の方法もよく考えていかなければいけません。
カウンセリングのみを仕事としているプランナーもいる
ブライダルプランナーの中にはフリーで活躍してこうしたカウンセリングのみを受け持つという人もいます。
式場付きのプランナーとは別に、こうした第三者の目をもつプランナーにカウンセリングをして、もっと良いプランがあるのか、自分たちらしい挙式を挙げるにはどうしたらいいのかなどの提案を受けたいというカップルもたくさんいます。
新郎新婦がいい挙式をしたいと考えているか、そしてどのような式にしたらいいのかなど具体的な考えを自分達で構成していく事がいかに難しいかがわかります。
プランナーにとってはカウンセリングが一番大事な仕事です。
カウンセリングをしっかりすることで、新郎新婦を表現するオリジナルの挙式が可能になるのです。
そして、実際にウエディングプランナーとして活躍している方がどのように仕事と向き合い結婚式を作り上げてるのかを書いた本があります。
「ウエディングプランナーになりたいきみへ 笑いと涙の結婚式」というもので、目指している人は読んでおいて損はないでしょう。